妻と私♂の妊活日記(男妊活・育休・男の育児)

男性も妊活・不妊について考えよう!

不妊治療とセカンドオピニオン

「子供ができたら、何習わせる?」「やっぱり、男の子だったら野球じゃない?でも、女の子でも野球やらせたくない?」「スイミングは鉄板じゃない?」

 

こんにちは、妄想上の子供はとてもかわいい。

不妊治療中の夫婦の旦那、妊活男(男妊活)です。

 

ブログを始めて日が浅いのですが、私のブログを読んで「勉強になった」「希望が持てた」とか、嬉しい感想を頂くようになりました。皆様、本当にありがとうございます。

 

今日は、セカンドオピニオンについて話してみたいと思います。

 

私たち夫婦は、子宮卵管造影検査の結果、両側卵管閉塞の疑いがあると診断されました。その際、医師からは幾つかの選択肢を提示されました。

再度の①卵管造影検査、②通水検査、③卵管鏡下卵管形成術です。

 

正直、どれを選択するのがベストなのか分かりませんでした。

私の妻は35歳。世間でいう高齢出産に入るため、焦りとリスクがありました。

それに、痛い検査や手術には抵抗がかなりありました。

夫婦二人の共通認識は、少しでも妊娠確率が高いものが良いということに変わりはありません。

 

以前から妻はこんなことを言っていました。

「先生の対応が怖い。」と。

どういうことか詳しく聞くと、患者が多く、待ち時間が長いのはしょうがないのですが、診察時、先生が一方的にマシンガンのようにしゃべり、急かすように診察室から追い出される感じがするとのことでした。

私も一度、一緒に先生の話を聞きに行ったのですが、確かに、ゆっくりと相談に乗ってくれるというタイプの先生ではありませんでした。

近隣に不妊治療を行っているクリニックがそこ以外になく、かつ、そのクリニックには先生が一人しかいないため、先生も患者をさばくのに苦労していたのかもしれません。

 

近いということで選んだクリニックでしたが、先生との相性に疑問を抱え、かつ、卵管造影後の選択肢に悩んでいた私たち夫婦は、思い切って、遠くなってもいいから評判の良いクリニックにしてみよう!ということになりました。

その時、クリニック変更が一番の近道になるのではと思っていました。

 

先に言ってしまうと、この時の決断は間違っていませんでした。

ネットで調べに調べまくってクリニックを転院したのですが、それは、不妊治療を始めて半年過ぎでした。

せっかくなので、転院先のクリニックで、私たち夫婦が感じたことを以下にまとめてみました。

  • 転院先のクリニックの方が広い
  • 転院先は複数の医師、看護師が常駐している
  • 夫婦専属の医師はいないけど、引継ぎがきちんとされている
  • 不妊カウンセラーの資格を持つ看護師が複数いる
  • 初心教室や体外受精教室など、しっかりした説明会がある
  • 男性(旦那)と同伴で来院している人が割といる
  • セカンドオピニオンとして、転院してくる夫婦が割といた
  • どの先生にあたっても、みんな親身に相談に乗ってくれて説明が丁寧。何度も「ほかに質問はありますか?」と声をかけてくれる。看護師さんも、笑顔で対応してくれて、薬の用法容量なども丁寧に説明してくれる。←これ大事!!

 

感じたメリットはこんな感じでしょうか。

 

逆に、転院して感じたデメリットは、家から遠くなったことぐらいです。

でも、不妊治療で悩んでいる夫婦にとって、親身に相談に乗ってくれて、患者さんごとに最善の選択肢を一緒に考えてくれる先生の存在って大きいですよね。

そう考えると、家から遠いっていうのは、むしろデメリットではないかもしれません。

 

転院先では、今までやってきた(転院前までの)検査などを説明し、私たち夫婦が悩んでいたこと、どういう選択肢を取るのが一番良いのかなどをたくさん質問しました。

先生や看護師さんはしっかり相談に乗ってくれたので、とてもスッキリした気持ちになれました。

 

そして、先生の話を聞いて一番ビックリしたことがありました。

それは、卵管造影検査は今、主流じゃない!!

ということでした。

 

「え・・・!?」

 

いやいや、私たち夫婦は上手くいかなかったかもしれないけれど、ゴールデン周期(卵管造影検査後、しばらく妊娠しやすくなる期間のこと)って言葉があるじゃないですか。それなのに主流じゃないんですか?ホントなんですか、先生?

 

文書は拙くなりましたが、それぐらいビックリしました。

先生によると、卵管造影検査は、以前は主流だったそうなのですが、今では、やらなくなったクリニックが増えてきているとのことでした。

理由は単純です。

卵管造影検査をやったからといって、絶対に妊娠する訳ではないからです。

不妊の原因って分からないことが大半なんです。

だから、体にリスクのある卵管造影検査をやらず、別の観点からアプローチをかけた方が良いとのことでした。人工授精とか体外受精とか。

このクリニックでも数年前まではやっていたそうですが、やめてしまったそうです。

 

ただし、通水検査については、希望すれば可能とのことでした。

通水検査は、簡単に言うと、子宮に管を通し、水を流し、卵管の詰まりを良くするというものです。

 

私たち夫婦について、先生から言われたのは、通水検査だったら、やってもいいかもしれない、と。通水が上手くいった場合、またしばらくは「タイミング法」を繰り返すことになるとのことでした。

 

正直、通水検査を受けるかは迷いました。

 

悩んだ理由は、

  • 通水検査って、やることは卵管造影検査に似ているし、もう痛いの嫌だ(妻の意見)
  • 通水検査で上手くいったとして、またタイミング法か・・
  • タイミング法が上手くいかなかった場合、結局時間とお金のロスになる
  • 年齢の壁があるから、少しでも妊娠確率が高い選択肢を選びたい
  • そもそも私(旦那♂)の精子運動率がちょっと低いから、通水検査やっても・・

などです。

 

私の精子運動率の話は、かなり恥ずかしいので書くことをためらいましたが、正直に書かせていただきました。

 

以上の理由から迷いに迷ったのですが、早く子供に会いたい私たちは、通水検査をせずに、体外受精を選択しました。なんとなくですが、先生も通水検査を積極的には進めていないように感じたというのも、通水検査を選択しなかった理由の一つかもしれません。

 

最初こそ、自然妊娠が良いなと思っていましたが、今ではこの時の選択肢が最良だったと思っています。

 

なぜ、私たち夫婦が人工授精をとばして、体外受精を選択したかというと、これも幾つか理由はあります。

その理由は長くなりそうなので、また次回以降に書きたいと思います。

 

次回タイトル「体外受精を選んだ理由~早くいらっしゃい、ベイビー~(仮)」

を予定しています。

 

多くの女性、男性が幸せになりますように。

 

それでは♬