妻と私♂の妊活日記(男妊活・育休・男の育児)

男性も妊活・不妊について考えよう!

育休終了を迎えるにあたって

2021年4月1日。

この日から仕事復帰。

育休終了を迎える日が近づく今、率直な自分の気持ちをブログに残しておこうと思います。

 

同じ境遇の人と共感したり、これから育休を取る人の参考になったら幸いです。

 

8か月間の育休を振り返って

 

 

大変だったこと

私たち夫婦には第一子の男の子がいます。

私たち夫婦は、8カ月間同時に育休を取りました。

最初は、夫婦二人で育児するんだから楽勝だろうと思っていました。

しかし、いざ育児をはじめるとそんなことはありませんでした。

 

それはなぜか・・・

 

そうです。私たちに育児の経験がなかったからです。

抱っこの仕方すら慌ててしまうほどです。

お風呂に入れたり、寝かしつけたりと悪戦苦闘しました。

 

そして、育児にようやく慣れてくると、こう思うようになりました。

「ぶっちゃけ二人で育休を取らなくてもいけたんじゃないか!?」と。

 

しかし、そういう風に余裕が出てくると、新しい問題が生じるのです。

例えば、寝返りをするようになったから、子供から目が離せなくなったとか。

 

そして、寝返りが安定してきて、育児に余裕が出始めると、

今度はズリバイを始めるようになります。

また、子供から目が離せなくなります。

 

そう、赤ちゃんの成長は超超超超早いのです!!

想像以上です。

ズリバイを始めたら、すぐにハイハイ。

ハイハイしたかと思ったら、つかまり立ち。

離乳食も始まります。

 

要するに、こちらサイドが育児に慣れてきたり、心に余裕ができると、

我が子はドンドン次のステップに進んでいくのです。

子供から目が離せない、子供中心の生活になっていくのです。

 

夫婦二人で育休をとっているので、もちろん、一人で育児するよりは楽だと思います。

でも、やっぱり大変です!!

 

それに、コロナ禍。

ほとんど外に出れませんでした。

買い物へ行くのも一苦労。

旅行なんて、むりむりむり。

 

基本はステイホーム。

夫婦で子育てをしていたので、話せる相手は常にいました。

しかし、もしも一人で子育てをしていたら・・・

コロナ禍で不安な世の中。

閉塞する毎日に、メンタルがちょっとおかしくなっていたかもしれません。

 

一人で育休を取っている多くのお母さん。

心からとても尊敬します。

特に去年、今年はホントに大変だと思います。

心のケア、ストレスは上手に解消してください!!

 

嬉しかったこと

たくさんありすぎます!!

子供が笑ってくれるだけで毎日幸せです。

 

子供がメチャメチャ泣いても、

子供が全く寝なくても、

子供がいたずらしても、

笑ってくれるだけで全部許せちゃうんです。

 

子供の笑顔の破壊力。

ハンパないです!!

 

具体的な話でいうと、

寝返りが初めてできたときや、離乳食を初めて食べたときは感動しました!!

 

不安に思っていること

社会からだいぶ離れてしまいました。

仕事復帰して、自分が使い物になるのかとても不安です。

不安すぎて胃が痛いですww

 

まとめ

コロナ禍で不安定な世の中。

このタイミングで育休をとったことは大正解だったと思います。

コロナがなかったとしても、男性も育休を取るべきだと強く思いました。

女は家庭、男は外で仕事。

そういう根強く残る古い認識が世間からなくなり、

夫婦同時に、育休を長期でとるのが当たり前の世の中になれば良いなと思います。

 

私は仕事に復帰しますが、これからも楽しく育児していきたいです!!

我が息子よ、育児をさせてくれてありがとう。

これからもヨロシクね☆

 

 

 

夫婦で育休を取った話~男の育休と昇進で揺れる心~

こんにちは。

久々の記事になります。

今回は、男性である私が育休を取得した時の話をしたいと思います。

 

簡単な自己紹介・現況を説明しますと、、、

・育休は現在進行中

・育休期間は8カ月

・夫婦共働きで、夫婦同時期に育休取得

不妊治療経験あり(体外受精

 

この記事は、こんな人に読んでもらいたいです。

「育休を長期で取得したいけど、実際どうなのかな・・・」

「育休復帰後の昇進はどうなるのかな・・・」

「夫婦で育休ってどうなの・・・」

「生活費はどうなのかな・・・」

 

 

育休を取得したいと思ったキッカケ

これは複数あります。

 

1 家族との時間を大切に過ごしたい

シンプルですが、まずはこれです。

初めての子育てなので、仕事しながら子育てを全力でできるか不安でした。

妻に子育てを全て任せるのではなく、自分もたくさん子育てに携わりたいと思いました。

 

2 不妊治療を経験していたから

妻と二人三脚で不妊と戦ってきました。

不妊治療を本格的に初めてから、子供を授かるまでに約2年かかりました。

妻が泣く姿を何度も見ました。

クリニックで心拍確認できた時は、本当に感動しました。

「すごく切望して生まれてくる我が子を夫婦で育てたい!」

「妻の泣く姿をたくさん見てきたが、今度は笑顔の家族の時間を共有したい!」

そんな風に思いました。

 

3 尊敬する上司が育休を取っていた

ずっと前の話になります。入社してすぐ、男性の上司と飲む機会がありました。

その時、上司が過去に育休を約1年取得していた話を聞きました。

当時私は、育休なんて取得できたとしても数日だろうと漠然と思っていたので、めちゃめちゃ驚きました。

実際は私の聞き間違いで、上司が取得していた期間は3,4カ月だったそうですが、長期で育休を取得した上司に感動したことは今でも覚えています。

上司から育休の話を聞いたとき、私は独身で、しかも彼女がいませんでした。しかし、いつか結婚して子供ができたら育休をしっかり長期で取り、素敵なイクメンになろうと思っちゃったのですww

彼女もいないくせに、アホですよねww

 

4 他の会社に比べたら、育休は取りやすかったかも

部署によるので一概には言えませんが、それでも、他の会社よりは多少なりとも育休を取りやすい環境にあったかと思います。

しかし、1カ月以上の長期で取得している人はほとんどおらず、超レアでした。

 

5 仕事に少し飽きていた

正直、自分の担当していた業務に少し飽きていました。

それなので、育休は自分自身の今後を見つめなおす良い機会かなと捉えていました。

 

昇進試験の存在

ここまで読めば、

「じゃあ、育休取得に際して何を迷うの?」 

と思うかもしれません。

小さいものから大きいものまで、迷う素材は幾つかありました。

中でも、昇進に関することが大きなネックとなっていました。

 

私の勤める会社は、年に1度しか昇進のチャンスがありません。

しかも、試験があります。

合格率は約30%。

私は、過去2年この試験に不合格でした。

後輩にも先を越されました。

めちゃめちゃ試験勉強したのに、とても悔しい思いをし続けていました。

 

今年こそは絶対に昇進したい!!

もう、後輩に先を越されたくない!!

と思っていたのですが、育休中は受験資格(昇進チャンス)がありません。

しかも、詳細は省きますが、今年の昇進試験に合格しないと、来年は試験項目が多くなってしまうことが決まっていました。

 

※ 

ちなみに、私は決して出世願望がある訳ではありません。

しかし、この昇進試験はほとんどの社員が受けており、受験しない=変な奴のレッテルが貼られてしまいます。

試験を受けないことに対する変なプレッシャー、居心地の悪さはありました。

 

【家庭】と【自らの昇進】を天秤にかけると、私の場合は俄然【家庭】でした。

しかし、心のどこかでは、

「早く昇進して3年分の悔しさを晴らしたい!!」

という気持ちが残っていました。

 

上司への育休宣言

心の整理が完全にはつかないまま、上司に育休取得を宣言しました。

宣言時期は2019年の秋でした。

・子供が生まれること

・育休を翌年夏頃から長期で取得したいこと

 を。

 

当時の上司の反応はイマイチでした。

上司からは、

「来年の昇進チャンスは捨てるのか?」

とも言われました。

 

この時私は、

「昇進も大事ですが、家族との時間を大切にしたいから育休を取りたい!!」

と、ハッキリ伝え、腹をくくりました。

 

転機

翌2020年春前頃でした。

育休取得者も昇進試験の対象として認めると会社から通知がありました。

これには正直驚きました。

「キターーーーー!!大チャンス!!ラッキー!」

 

育児をしながら勉強できるかは不安でしたが、

これは、神が私にチャンスをくれたんだと思えてしまいました。

 

後日談ですが、

妻や上司、同僚の支えもあり、猛勉強の結果、今年昇進を勝ち取ることができました。

ずっと応援してくれていた妻も、とても喜んでくれました。

 

生活費のことは深く考えなかった

夫婦共働きで、同時期に育休。生活費は大丈夫だろうか? 

このことについても、少し悩みました。

生活費、給料に関しては、各家庭色々な考え方があるので正解はないと思います。

 

私たち夫婦は決して裕福ではありません。

不妊治療では、かなり出費がありました。

 

しかし、私たち夫婦の考えは同じでした。

 「お金よりも大切な家族、大切な時間を今共有したい!!」

 

夫婦で育休って、楽だと思ってたけど・・・

「夫婦二人で育休ならば楽でしょ?」

そう思う方は多いのではないでしょうか。

実際、私もそう思っていました。

現在進行形で育児をしている私の感想としては、 

決して、楽ではない!!

ということです。

ただし、一人で育児をしている人よりは、気持ちに余裕があることは間違いないと思います。

 

最初の頃は、育休を機にキャリアアップ・自己啓発をしようと考えていました。

「資格試験の勉強をしよう」

「資産運用(株など)をはじめよう」

「楽器をはじめよう」

などなど、野望はたくさんありました。

二人で子育てするばらば、できるだろうと思っていました。

器用な人ならばできると思います。

また、慣れてくればできるチャンスは増えてくると思います。

しかし、はじめての子供、夫婦二人とも子育てに慣れていない中、そう簡単に物事は進みません。

時間が作れたとしても、子育てに力を注いでいるので、新しいことをする気力が湧かないのです。

 

最近は、

「そもそも育児するために休みを頂いているのだから、まずは全力で育児に取り組むことだけを考えよう!!」

こういう発想に変わってきました。

 

まとめ

育休を取った今思うこと。

それは、

子供の成長はめちゃめちゃ早い!!

ということです。 

瞬きしていたら、成長の瞬間を見逃してしまいそうです。

そのくらい早いんです。

首が座る、寝返る、お座りする。

顔つきだって、一カ月で別人になっていきます(特に最初の1,2カ月)。

この成長の瞬間瞬間を妻と笑顔で観察できるのは最高の幸せです。

 

上手くまとめられませんでしたが、

この記事が、育休取得に悩む夫婦の参考になれば良いと思っています。

それではまた。

 

 

 

 

妻へ、産んでくれてありがとう~旦那から送るメッセージ~

愛する妻へ

 

ありがとう。俺たちの子供を命がけで産んでくれてありがとう。

 

妊娠が分かり、心拍確認できた時は、2人で大喜びしたね。

 

長い不妊治療との戦いの後は、長引くつわり。

 

いつもキミばかりが辛い思いをしているのを横で見ていて、夫として何かできないのか自問自答しました。

 

そして、産科での検診。

3D映像で初めて子供と対面した時、2人で猛烈に感動したことを今でもハッキリ覚えているよ。

 

それからは、戌の日の安産祈願。ベビーグッズの準備。

少しずつ、家族が増えることを実感してきたよね。

 

そして、出産。

立ち会えたこと、本当に良かったと思ってます。

命がけで産んでくれたキミを見て、改めて尊敬したし、また好きになりました。

 

キミから赤ちゃんが出てきて、赤ちゃんの泣いた第一声を聞いたとき、自然と涙が溢れていました。感動しました。

本当にありがとう。

 

家族が増えたこと、本当に嬉しいです。

 

改めて、これからもよろしくね。

 

大好きです。

 

 

 

男性の育休について考えてみた

「女性の育休は聞くけど、男性の育休取得って、どうなん?」

「男だって育休取りたいけど、実際問題さぁ・・・」

「男性の育休について、もっと知りたい!!」

 

こんにちは。男妊活(妊活男)です。

今回は、「男性の育休取得」について考えてみました。

男性ならではの悩みを、これから育休取得を考えている私(♂)が考えてみました。

ちなみに、この記事を書いている時点で、妻は妊娠6カ月目(20週)に入ったところです。

 

「新生児と親の手」の写真

 

この記事を書こうと思ったわけ

プロローグ

この記事を書こうと思った大きな理由。

それは、私自身が

「育休をとりたい!」

と考えているからです。(そりゃそうかww)

 

不妊治療の末、ようやく授かった子の命。

妻と泣き、苦労して、ようやくここにたどり着きました。

 

別にほしくなかったけど、ちょっとセックスしたら子供できちゃった。

それも否定しませんが、ウチはそういうんじゃないんです。

本当に子供が欲しかったんです。

 

だからこそ、生まれてくる子供との時間を、そして妻を近くで支えたい。

そう思うんです。

私自身、不妊治療と戦ってこなかったら、こういう考えにはならなかったかもしれません。

 

ネットで検索。男性の育休取得経験者の声が少ない・・・

育休を取りたいなと考えてからは、何か参考になることがないかと、ネットで色々検索してみました。

「男 育休」「夫婦 育休」「男 育休 期間」「男 育休 会社」

「男 育休 感想」etc...

 

そうやって、ワードを変えて検索してみると、あまり男性の育休取得経験者の声がネットに出てこないことに気がつきました。

 

それならば、世間の声、私の悩みなどを、自分のブログで考察してみようと思いました。

少しでもみなさんのお役に立てたら嬉しいです。

 

世間の声

私自身、最近になって、育休取得を考えていることを周りに打ち明け始めました。

すると、周りからはこんな声が返ってきました。

「取れるならば、取った方が良いよ」

「今は男性も育休を取得する時代だよ」

 

意外にも、肯定派の意見が多いことに驚きました。

 

しかし、ネットの記事やテレビのニュースを見ていると、

ほとんどの人が肯定派なんだけれども、

「現実問題、取りたいけど無理だね」

 

言い方は色々ありますが、結局ここに辿り着くように感じました。

 

(ちょっとブレイク)ぼやき。流行の兆しはあるが・・・

環境大臣が育休取得を宣言し、再び男性の育休がクローズアップされました。

それを見て思っちゃいました。

「取得には大賛成。でも、取得期間短すぎじゃない?もっとガッツリ取って模範になってほしかった!」

と。

 

(でも、大臣初の育休取得にはアッパレ♬) 

 

現在、男性の育休取得率は数%。

先進諸国の数字には到底及びません。

日本人、働きすぎだよ!!

 

悩んでいること

育休取得を考えてから、自分の中でモヤモヤしているものがあります。

それは、

  1. そもそも、ウチの会社は育休とれるのか?
  2. 育休取れたとして、どのくらいの期間OKなの?
  3. 上司(管理職)に育休を伝えたら・・・
  4. 出世にはどう響くんだろう?
  5. お金の面は大丈夫なの?
  6. 夫婦で取るのってオカシイ?

 

といったことです。

 

以下、まだ結論が出ていないものもありますが、自分なりに考えてみました。

 

そもそも、ウチの会社は育休とれるのか?

育休は、法律で定められている権利。要件を満たしていれば、誰もが取得することができます。

では、実際問題はどうなのか?

 

会社の規模、仕事内容、その他諸々の事情によって、取得の有無、取得の期間は変わってきます。

 

まず、自分の会社について調べてみました。

すると、男性の育休取得経験者がチラホラいることが分かりました。

ただし、激務の部署では御法度ということも分かってしまいました。

 

育休取れたとして、どのくらいの期間OKなの?

法律では1年(又は1年2カ月)、育休手当を得ながら休むことができます。

 

私の会社の場合、比較的楽な部署では、かなり数は少ないですが、半年とか1年間の長期間取得している男性がいるようです。

しかし、激務の部署では御法度。取得できたとしても数日。頑張っても1,2週間が限界のようです。

 

あぁ、激務の部署には飛ばさないでくれ~。

 

上司(管理職)に育休を伝えたら・・・

先日、上司と面談する機会がありました。

そこで、「妻が妊娠していること」「私が育休取得を希望していること」

を素直に伝えました。

 

すると上司は、

「男の育休でしょ。いいんだけどさぁ・・・。」

正直、喜んでいる顔ではありませんでした。

その後も、

「女性の育休ならともかく、男性だとさぁ・・・」

と言った具合のテンションでした。

言葉の裏に、色々感じ取るものがありました。

 

管理職の立場もあるでしょう、育休が与えられた権利であることも知っているでしょう、だからこそ否定はしてきませんでした。

しかし、管理職というストッパーがなければ、もしかしたら、ものすごく暴言を吐かれていたかもしれません。男性論の一つや二つ語られていたかもしれません。(そういう上司なんですww)

 

そして、出世や人事異動の話のことについても話は及びました。

 

出世にはどう響くんだろう?

出世。

これが私を惑わせます。

 

私の会社。年にたった1回しか昇進(試験)のチャンスがありません。

 

そうなんです。(何が?ww)

出世に執着しているわけではないのですが、その試験が、出産予定日後の早い時期にあるんです。

ちなみに、育休中は試験を受けられないというルールなんです。

 

育休を上司(管理職)に伝えたら、

「育休を取るって言うことは、出世は諦めたのか?どうするんだ?」

みたいな話がありました。

 

上司との面談があった当時は妊娠判定直後であったっため、私は試験のことまでは考えていませんでした。

そんな話を上司からされると思っていなかった私は、気が付いたら

 

「育休取りたい気持ちの方が強いです!!

 

と宣言していました。

 

後々色々考えましたが、育休を取りたい気持ちを伝えたこと、全く後悔していません。

 

(異動時期(4月)の前に上司に伝えたので、おそらく、所属部署の配慮があり、育休取得もできると思います。諸々今後どうなるのか、いつから取得できるのか、試験後からの取得になるのか、現在私にも分かりません。今後の仕事にどう影響するのかも。)

 

お金の面は大丈夫なの?

2人で長く育休を取り、協力して子育てしたい私たち夫婦。

もちろん、妻も夫の育休取得に賛成しています。

 

そこで、一つ思いつくことは、やっぱり「お金」のこと。

 

しかし、ウチの夫婦、2人ともアホなのか、

「給料満額もらえなくても、育休手当がもらえるならば、1年間生きていけるでしょ」

と言った意見で一致しており、そんなにお金の面で揉めることはありませんでした。

 

決して、2人とも給料が良いわけではなく、裕福な家庭でもないのに・・・。

これでいいのか私たちww 

 

なお、育休手当のことについては、また今度お話しします。

 

夫婦で取るのってオカシイ?

ネットで調べてみると、夫婦が同時期に育休取っている人は少ないように感じました。

夫婦で育休取るのは変なのか?

周りの目が少し気になっちゃった私。

一緒に取ったって良いよね!?

 

育児をやりたい

イクメンがどうだということではないんです。でも・・・

「育児をやってみたい!!」

「子供とたくさん遊びたい!!」

「パパ大好きと言われたい!!」

 

そんな男性になりたいんです。

 

まだ子育てをしたことがありません。。

良いことばかりじゃないとは思います。

でも、良いことを想像したくなっちゃいます。

だって、ようやくパパになれるチャンスをもらったんだから!!

 

あ、自分でパパって言っちゃったww

 

まとめ

まとまらないまま、まとめになっちゃいました。

 

「こんなご時世だけど、育休をとって妻と協力して子育てしたい。

だって、2人とも、ホントに子供の誕生を望んでいるんだから!!」

 

クドイですが、これが本音です。

 

男性の育休がスタンダードになる日を心から切望しています。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

不妊治療・妊娠の報告

不妊治療していることって親に伝えた方がいいのかな?」

「妊娠の報告っていつすればいいんだろ?」

 

こんにちは。男妊活です。

今回は、私たち夫婦も迷った、「妊娠の報告」について記事を書きたいと思います。

報告と言っても幅が広いので、今回は両親に対する不妊治療・妊娠の報告に焦点を絞ってお話ししたいと思います。

「機種違いのスマートフォン」の写真

 

 

夫婦で話し合っていたこと

私たち夫婦は、両親への報告にあたって、以下のように決めていました。

  1. 妊娠した場合、安定期に入るまでは夫婦の秘密にしておく。
  2. 不妊治療については、いつか言うかもしれないが、とりあえず秘密にしておく。
  3. 体外受精をしていることは、特に口外する必要はない。

 

簡単にまとめると、こんなルールがありました。

なぜ、こんな風に決めたのか!?

 

1:妊娠について

過去のブログにも書きましたが、私たち夫婦は一度流産を経験しています。

妊娠判定で陽性だからと言って、ウカれたくはなかったんです。

きっと、妊娠したことを双方の両親に伝えたら、喜ぶことは分かっていました。

もしも再び流産した場合、私たち夫婦が悲しむだけではなく、両親を悲しませることにもなる。

また、そうなった場合、両親に気を遣わせるのが相当しんどいだろうと思っていたんです。

だから、安定期になった頃に報告するのがベストだと思っていました。

 

2:不妊治療について

「親を心配させたくない、心配されたくない。」

これが大きな理由です。

 

3:体外受精について

そもそも、なぜ体外受精であるだけで公表しなくてはいけないのか?

その考えが、なんとなく差別的な感じがして嫌でした。

(逆に隠していることが差別という見方もあるかもしれませんが・・・)

これに関しては正解なんかないと思います。

 

2と3に共通していること

未だに、不妊治療や体外受精といったことに偏見をもっている人がいます。

だから、わざわざ言いたくないのです。

変な風に思われて、言われて、妻が傷つくところを見たくなかったのです。

もちろん、自分自身も傷つきたくないし・・・。

 

実際にこんなことがありました。

まだ、妊娠判定前でした。

妻の実家に遊びに行ったところ、初めてお会いする親戚のおじさんがいました。

おじさんの年齢は約80歳。

会話が進む中、おじさんが突然、

「子供はまだなのか?子作りしてるのか?」

と言ってきました。

続けて、

「ちゃんとSEXしてるのか?腰はしっかり振ってるんだろうな?腰は大事にしろよ!!」

と言ってきました。

 

おい、クソジジイ!!

初対面のくせに、何てことを言ってくれるんだ!!

 

私は、笑いながらおじさんにツッコミ、別の話に会話を変えました。

しかし、心の中では憤慨し、ひっぱたいてやろうかと思ってました。

 

ちなみに、このおじさま。

現在は引退していますが、元々は医師。

おいおい、お医者さん。まじかよ~。

その職業なら、自分の発言が際どいこと、わるよね~。

ハラスメント、どストライクじゃんよ~!!

その日の夜、自宅にて、妻以上に私が怒っていたのは言うまでもありませんww

 

話は戻りますが、こういった出来事から、自分の両親は偏見を持たなかったとしても、なにかの拍子でそれが周りに伝わり、妙な偏見を持たれたくないなという気持ちはありました。

 

自分たちが不妊治療をしていること、体外受精を選んだことに後悔はありません。

別に病気じゃないし。何か問題あります!?って感じです♫

今後は偏見撲滅に尽力していきたいと思っています。

 

報告のタイミングは突然やってきた

そんなルールでやってきた私たち夫婦。

報告のタイミングは突然やってきました。

 

それは・・・

 

私(夫)の父(64歳)の大病が判明したことに関係があります。

(すいません、病名は伏せさせてください・・・)

 

それは、胎嚢確認がクリアになった直後のことでした。

その日は母から急に電話がありました。

「今日、病院に行ってきたんだけど、お父さんに(大きな病気)が見つかった・・・」

 

電話越しであっても、母が涙をこらえながら、震える声で話していたのが良く分かりました。

 

お父さん大丈夫なのか?

お母さんも憔悴しているようだけど大丈夫なのか?

 

長男である私。

ろくに親孝行もできていないのに、親の病気や生死について考える時期が突然やってきたのです。

そういったことを考えるのは、漠然と、親が80歳ぐらいになってからだろうと思っていました。

まだ60代半ばの父、早すぎるよ。

 

私の父は現在も闘病中です。

パッと見は、元気そうなんですが・・・。

 

子である私は父にこう言いたい。

「病気に負けず、絶対長生きしろ!!きっと大丈夫だから!!」

 

そして・・・。 

父の病気について聞いたとき、私は一つのことを思いつきました。

病気で両親も落ち込んでいるだろう。暗い話は良くない。

明るい話題を両親に提供しよう!!

そうだ、妊娠していることを解禁しよう!!

 

妻に事情を説明すると、もちろん快諾してくれました。

 

私(夫)の両親への報告

母から電話があった翌日、私は仕事を休み、両親と3人で病院に向かいました。

 

父が検査している最中、母と二人きりになることがありました。

その時、自分でもビックリしたのですが、母から子供に関する話が出てきました。

子供はまだなのか?といった話ではなかったと思います。

将来的に子供ができたら~みたいな軽い感じの話だったと思います。

今まで、両親とそういう話をしたことがなかったので、急な話題に正直驚きました。

(おそらく両親も遠慮していたんだと思いますが・・・)

 

そして、今がその時だ!!と思い、まず、母に話すことにしました。

「実は妻ちゃんが妊娠してるんだ。胎嚢が確認できたばかりで、まだ全然安定期じゃないけど・・・」

 

母のリアクションが気になる私。

ゆっくりと母の方を見ると、母は満面の笑みで喜んでくれていました。

 

検査が終わり、この日は、父も入院することなく実家に帰宅。

そして、一息ついたところで、父にも妊娠を報告。

もちろん、父も大喜び!!

感動していました☆

 

私は心の中で、

「暗い話で家が染まらなくて良かったぁ。

ベビちゃん(赤ちゃんの愛称)、よくこのタイミングできてくれた。

ホントありがとう。奇跡の子だよ。」

そう思いました。

 

この記事を書いている今でも入退院を繰り返し、闘病している父。

お見舞いに行くたびに、孫の誕生を心待ちにして、嬉しそうに、あぁだこうだ話してくれますww

 

後日談ですが、

私の母は、なんとなく、妊娠していることを予感していたようです。

胎嚢が確認できたばかりの頃で、まだ妻のお腹は出ていないのに・・・。

母、恐るべしww

 

ちなみに、両親にとっては、初孫となります。

 

妻の両親への報告

妻の両親への報告は割とポップというか、あっさりしています。

これも突然のことです。

 

私が自分の両親へ報告をした数日後。

妻は一人で(妻の)実家へ行く用事がありました。

そしたら、なんと寿司がでてきたのです!!

妊娠時の生ものはNGであったため、

「ちょっと今、寿司は食べられない・・・。」 

と妻は義母に伝えたそうです。

 

なんでダメなのか?詰め寄る義母。

かわそうとする妻。

 

しかし、妻は根負けし、妊娠していることを伝えたそうです。

その際、不妊治療をしていることも伝えたそうです。

 

まさか、食事が原因で伝えることになるとは・・・

 

ちなみに、妻に、妊娠報告時の義父母のリアクションを聞いてみると、喜んでいたそうですが、あっさりしていたそうです。

義父母にとっては2人目の孫となります。だからかなぁ~ww

 

今、報告したことを振り返って・・・

正直、思っていた伝え方とは異なりましたが、双方の両親が喜んでくれたのは良かったです。 

この記事を書いている今、妻は妊娠13週目に入りました。

ベビちゃん、元気に育って!!

両親に報告しちゃったんだから!!

来夏、会えるの楽しみにしているよ!!

 

まとめ

私たち夫婦の、不妊治療・妊娠の報告のタイミング。

イレギュラーすぎて参考にならなかったかもしれません。

 

少しでも共感するポイントや参考になることがあったら嬉しいです。

 

みなさんが楽しく不妊治療・妊活できますように。

 

 

 

心拍確認

「胎嚢確認できたけど心拍確認まで安心できない・・・」

「最近、妻の体調が悪そう。大丈夫かな・・・」

「(流産にならないか)いつも不安でいっぱい・・・」

 

こんにちは。男妊活です。

今回は、「妊娠判定」「胎嚢確認」に続く、3つ目の壁、

「心拍確認」について、経験を基に記事を書いていきたいと思います。

 

「ハートマーク」の写真

 

 

イントロダクション

私たち夫婦はこれまで、2度、不妊治療専門のクリニックで体外受精を行いました。

1度目の体外受精では、妊娠判定はクリアしたものの、胎嚢確認が上手くいきませんでした。

 

その結果、子宮外妊娠もありうるということで、クリニックから紹介状をもらい、大学病院に1カ月以上も通うことになりました。

 

流産・・・

辛かった・・・

 

経験された方は分かると思いますが、妊娠判定の喜びから一転、とても辛い日々を送ることとなりました。

 

そして、クリニックに戻り、2度目の挑戦。

なんとか胎嚢が確認できました。

 

胎嚢確認後

胎嚢が確認できたのは嬉しかったのですが、正直、不安の方が大きかったです。

なぜならば、一度、流産の経験があるからです。

「ここで喜んでいいのか?」

「喜んで、また、ズドーンと(気持ちが)落とされるのはもう嫌だ!!」

と、考えていました。

 

しかし、この頃、プラスに考えても良いのかな?と思えることもありました。

胎嚢確認の前後で、妻の身体には、

前回のチャレンジ時にはなかった変化があったからです。

 

それは、

 

悪阻(つわり)です。

 

妻は、「ちょっと気持ち悪い・・・」と言うようになりました。

 

今振り返ると、当時、それが悪阻なのかどうか、夫婦では判断がつきませんでした。

「単純に体調が悪くて気持ち悪いだけじゃないのか?」

「悪阻かもしれないけれど、風邪だったら大変だ!!」

という感じでした。

 

それでも、この症状は「悪阻」だろうとプラスに解釈するようにしていました。

 

日が進むにつれて、妻の辛そうにしている姿を目にすることが多くなっていきました。

 

「妻にばかり辛い思いをさせて、どうしたらいいんだろう・・・」

「なんで男が辛いのを変わってあげられないんだろう・・・」

 

私はこんなことばかり考えるようになりました。

 

この時期あたりから、私の口癖は

「体調どう?」「お水飲む?」「背中さすろうか?」「無理しないでね」

となりました。

 

そうこう過ごしているうち、運命の心拍確認日がやってきました・・・

 

 

心拍確認その1

心拍確認日。

当日、私は妻と一緒にクリニックに行きました。

心拍が確認できれば、晴れてクリニック卒業です!!

次からは産婦人科です。

 

胎嚢確認後、クリニックの医師からは、

「次回、心拍が確認できれば紹介状を書くので、分娩する病院を探しておいてください。」

と言われていました。

 

妻が診察室に向かうと、待合室にいる私は、

「なんとか紹介状をもらって卒業したい!!」

と、手を小さく合わせずっと祈っていました。

 

しかし、この時、私の頭の中ではこんなことも脳裏によぎっていました。

「うちの夫婦は、なぜかスムーズにものごとが運ばない。

排卵誘発剤の使用、採卵、胚移植、胎嚢確認etc...。

どの施術も、1度目の診療では数値が悪く、また明日来てくださいって言われる。

今回の心拍確認は、〈また明日来てください〉のパターンはないって事前に医師が言っていたけど、ホントに大丈夫かな?・・・」

 

そんなことを考えながらも祈っていると、妻が診察室から出てきてこう言いました。

妻:「OK!OK!心拍確認できた!」

私:「え、ほんとに!?」

妻:「でも・・・」

 

その後、夫婦揃って、医師の話を聞くことになりました。

 

 

医師の話はこうでした。

「心拍は確認できています。おめでとうございます。

赤ちゃんの大きさも問題ありません。

ただし、出血がちょっと多いですね。4日後にまた確認させてください。」

 

(私の心:ん?それって大丈夫なの?)

 

医師の話を更によく聞くと、

・今日は注射を打つ

・一時的に薬(ルティナス膣錠)を別のモノに変更する

とのことでした。

 

そして、医師からは

「明日から4日間は安静にしてください。仕事を休んでください。」

と言われました。

そうです!〈ドクターストップ〉が言い渡されたのです。

 

私たち夫婦は、不安な4日間を過ごすことになりました。

 

 

スムーズにいかないなぁ・・・

 

 

心拍確認その2

悪阻はあるものの、出血はおさまり、2回目の心拍確認へ。

2回目も、妻に帯同し、クリニックに行きました。

 

診察室に入っていく妻を見送り、私は、

「さすがにこれ以上の延長はないでしょ。頼む、今日で決めてくれ!!」

と、本気で願い続けていました。

 

待っている時間は、ほんの数分だったと思いますが、

私にはすごく長く、何十時間にも感じました。

 

そして、診察室から出てくる妻が一言、

「大丈夫だって!!」

 

その後、医師からは、無事、〈クリニック卒業〉を言い渡され、産婦人科宛の紹介状を頂くことができました。

 

 やっと、少しだけ安堵しました。

 

 

妻よ、よくがんばったね!!

 

産婦人科に行っても、心配は終わらない

分かっていましたが、クリニックを卒業したからといって、

日々の不安が消える訳ではありません。

安定期に入ったわけではないし、流産がとても怖いです。

 

先日、私たち夫婦は、初めて産婦人科に行きました。

そこで、改めて心拍の確認が行われました。

そして、医師からは、

「心拍問題ないですね。2週間後にまた来てください。」

とだけ言われました。

 

私たち夫婦はその時こう感じました。

 

え、それだけ?めっちゃ不安です!!

 

なぜ不安かというと・・・

・今まで短い間隔でクリニックに行っていたのに、そんなに期間空いて大丈夫なの?

・今大事な時期だから、もっと見て欲しい!!

という気持ちが強くあったからです。

 

調べたところ、この「2週間後に病院来て」というのは、どうやら一般的なようです。

むしろ、その後は不妊治療を経たかどうかに関係なく、4週に1度ぐらいのペースで受診するようです。

 

不妊治療を経験している夫婦は、自然妊娠の夫婦以上に、不安を何十倍も抱えているはずです。

 

次の受診まで不安だ・・・。

 

しかし、今後も不安からは逃げられない。

数々の不安と戦っていかなければいけないのです!!

 

まとめ

無事に心拍を確認することができました。

しかし、まだまだ、不安は消えません。

自分たちの子供を信じ、元気に育ってくれることを毎日祈っています。

 

今回の話は、面白い部分が少なかった思いますが、

この話が共感を生み、少しでもみなさんのお役に立てれば良いと思っています。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

それではまた☆

 

初期胚と胚盤胞、どちらを選ぶ?

「初期胚移植胚盤胞移植って、どっちの方が妊娠率(着床率)高いの?」

胚盤胞移植って、グレードさえ高ければ、万事OKじゃないの?」

「結局、一番良い選択肢って何?」

 

こんにちは。男妊活です。

今回の記事は、採卵後の胚移植に向けて、みなさん一度は迷うだろう、「初期胚移植胚盤胞移植の選択」について、実体験をもとに書いてみたいと思います。

 

「思うようにうまくいかないモー」の写真

 

 

1度目の胚移植

私たち夫婦はこれまで2度の胚移植を行ってきました。

幸い、受精卵(胚)を3つ凍結保存することができました。

内訳は、初期胚1・胚盤胞2でした。

 

1度目の胚移植前、クリニックの医師からはこんなことを言われました。

「どの胚を移植しますか?次回来院時までに考えてきてください」と。

 

ん?どの胚って?

そりゃあ、一番良い胚に決まってるでしょ!!

そこで、先生に尋ねてみました。

 

私:「どの胚を移植するのがベストですか?」

医師:「それでは、こちらで決めてしまって良いでしょうか?」

 

ネットなどで、色々調べましたが、情報が溢れすぎていて良くわからなかったので、その道のプロである医師にお願いしました。

(クリニックによっては、患者側に選択権がないところもあるようです。)

 

その結果、胚盤胞の中でもグレードの高いものを選ぶことになりました。

 

胚移植後、クリニック卒業の3つの壁

ここで、胚移植後の流れを確認していきたいと思います。

大まかな流れは3つあります。

  1. 妊娠判定
  2. 胎嚢確認
  3. 心拍確認

 

胚移植後、約1~2週間後の妊娠判定で、陽性判定が出ると第一段階クリアです。

ネット上では「陽性=妖精」と比喩している表現もあります。

 

私は不妊治療を始めた当初、妊娠判定がでればクリニック卒業だと思っていました。卒業後は、流産の可能性と戦いながらも、なんとなく上手く進んでいくんだろうと思っていました。

しかし、前述のとおり、「胎嚢確認」と「心拍確認」が残っているんです。

 

話は戻りますが、

1度目の胚移植では、我々夫婦、妊娠判定をクリアしました。

医師や看護師からも「おめでとうございます!」と言っていただけました。

この時、「胎嚢確認」と「心拍確認」を残していましたが、医師らの祝福もあったため、なんだかんだこの後もスムーズに行くんだろうなと思っていました。また、そう思いたいと信じていました。

 

しかし、その後の結果は、以前のブログで記載したとおり、胎嚢が確認できませんでした。第二関門突破できず・・・

夫婦でめちゃくちゃ泣きました・・・

 

胚盤胞移植のメリット・デメリット

胚盤胞移植のメリットとデメリットを分析すると、初期胚移植との違いが見えてきます。

 

私の調査によると、胚盤胞移植の方が、胚盤胞なだけあって、着床率が初期胚移植の約2倍になるとのことです。

ただし、この数値にも色々とカラクリがあるようです・・・

 

なお、胚盤胞移植にもデメリットはあります。

一卵性の双子の発生率が高まること(その場合、母子ともにリスクが大きい)。

良好な初期胚とグレードの低い胚盤胞の比較が難しいこと。

また、全ての胚が胚盤胞まで到達してくれる保証がないということです。

 

胚のグレードのお話

5AAとか4CBって、聞いたことがありませんか?

 

以前、医師からこんなことを言われました。

「日本の不妊治療は海外に比べて遅れているんです。日本では、胚の状態を確認する方法が基本的に目視になっています。しかし、海外の最先端治療では、もう一段階踏み込んだ治療ができるので、胚の状態をより詳しく確認できるんです。」と。

(あくまでも、一医師の見解です。)

 

要するに、あくまでも胚のグレードは目安にしかならないとのことなんです。

 

とはいうものの、グレードって、すごく気になるんですよね~。

 

 

ドラフトで胚の選択を考えてみた

 ここでは、どの胚を選択するかについて、私の大好きなプロ野球を例にして考えてみました。

 

プロ野球界では「ドラフト」という制度があります。

プロ野球志望届を提出した選手の中から、各球団が欲しい選手を順番に選択していくというものです。

ドラフト1位とは、1番目に選択された選手です。要は、その球団が最も欲しい、最も期待している選手ということになります。

では、ドラフト4位の選手は微妙な選手なのでしょうか?

それが、そんなことは全くありません。

 

ドラフト1位で活躍しないまま引退する選手もいれば、ドラフト4位で大活躍する選手もたくさんいます。

例えば、誰もが知っているスーパースターのイチロー選手は、ドラフト4位で指名されましたが、メジャーリーグでも活躍する超一流選手となりました。

 

要するに、初期胚と胚盤胞、又は、胚盤胞の中でのグレードの違いは、あくまでも目安。

どの胚が着床し、スクスク成長し、健康な子供として生まれてくるかは、胚の選択時点では分からないのです。

 

胚移植に際し、初期胚や4CBの胚盤胞を選択しても、5AAのグレードの高い胚盤胞よりも、その後の結果が良い可能性が十分にあるという訳です。

 

担当医師に聞いたのですが、5AAのグレードでも、着床しない時もあれば、生まれた後に、障害が残ってしまう子もいるのです。とても辛い話ですが・・・

 

胚選択に関して、こんな風に考えてみては?~男妊活からの提案!~

妊娠率・着床率は、確率の話です。現代の医療では、100%着床する保証はないのです。

 

病院によっては、グレードごとの妊娠率を発表しているところもあるようです。

 

でもその数字って、分母の数によって大きく変わると思うんです。

 

例えば、2人の胚移植を調査して、1人しか妊娠しなかったら、妊娠確率は50%。

でも、1000人調査して、500人妊娠した場合も、妊娠確率は50%。

 

要するに、確率はあくまでも確率。

夫婦でよく話し合い、信用できる医師と相談し、その時、最もベストだと思う判断をすれば良いんです。

あとは信じるだけ。

だって、信じるしかできないから。

 

2度目の胚移植

私たち夫婦は、2度目の胚移植で「初期胚」を選択しました。

胚の選択に関しては、2人の医師に相談しました。

 

その際、一人の医師から、「この初期胚はけっこう良さそうですね。今回は初期胚でチャレンジするのもありだと思います。」と言っていただきました。

 

なんとなく、夫婦の中でも、初期胚移植もありかなと思っていたので、先生の後押しを受けて、初期胚を選択しました。

 

その結果、妊娠判定を無事クリアし、その後、胎嚢も確認することができました。

 

胎嚢が確認できたことを医師から告げられた時、前回ダメだったからか、最初は「本当に?」と半信半疑の気持ちになり、素直に喜べませんでした。

それに、まだ心拍確認が残っているため、変に喜んだら、後で心のダメージがでかくなるし、喜ばないようにしようと思っていました。

しかし、気が付くと私は、クリニックのトイレで静かに泣いていました・・・。

 

クリニックの帰り道、私は、妻と喜びの握手を交わしながら、帰宅したことをよく覚えています。

 

まとめ

結局、初期胚移植胚盤胞移植、そしてグレード。どれを選択するのが最良かは一概に分かりません。

 

私たち夫婦の場合、2番目に選択したもので、1回目よりも前に進むことができました。

 

みなさん、悩まれるところかもしれませんが、この記事が、少しでも前向きに考えられる手助けになれば良いと思っています。

 

みなさんがいつも笑顔でいられるように祈っています♬