妻と私♂の妊活日記(男妊活・育休・男の育児)

男性も妊活・不妊について考えよう!

心拍確認

「胎嚢確認できたけど心拍確認まで安心できない・・・」

「最近、妻の体調が悪そう。大丈夫かな・・・」

「(流産にならないか)いつも不安でいっぱい・・・」

 

こんにちは。男妊活です。

今回は、「妊娠判定」「胎嚢確認」に続く、3つ目の壁、

「心拍確認」について、経験を基に記事を書いていきたいと思います。

 

「ハートマーク」の写真

 

 

イントロダクション

私たち夫婦はこれまで、2度、不妊治療専門のクリニックで体外受精を行いました。

1度目の体外受精では、妊娠判定はクリアしたものの、胎嚢確認が上手くいきませんでした。

 

その結果、子宮外妊娠もありうるということで、クリニックから紹介状をもらい、大学病院に1カ月以上も通うことになりました。

 

流産・・・

辛かった・・・

 

経験された方は分かると思いますが、妊娠判定の喜びから一転、とても辛い日々を送ることとなりました。

 

そして、クリニックに戻り、2度目の挑戦。

なんとか胎嚢が確認できました。

 

胎嚢確認後

胎嚢が確認できたのは嬉しかったのですが、正直、不安の方が大きかったです。

なぜならば、一度、流産の経験があるからです。

「ここで喜んでいいのか?」

「喜んで、また、ズドーンと(気持ちが)落とされるのはもう嫌だ!!」

と、考えていました。

 

しかし、この頃、プラスに考えても良いのかな?と思えることもありました。

胎嚢確認の前後で、妻の身体には、

前回のチャレンジ時にはなかった変化があったからです。

 

それは、

 

悪阻(つわり)です。

 

妻は、「ちょっと気持ち悪い・・・」と言うようになりました。

 

今振り返ると、当時、それが悪阻なのかどうか、夫婦では判断がつきませんでした。

「単純に体調が悪くて気持ち悪いだけじゃないのか?」

「悪阻かもしれないけれど、風邪だったら大変だ!!」

という感じでした。

 

それでも、この症状は「悪阻」だろうとプラスに解釈するようにしていました。

 

日が進むにつれて、妻の辛そうにしている姿を目にすることが多くなっていきました。

 

「妻にばかり辛い思いをさせて、どうしたらいいんだろう・・・」

「なんで男が辛いのを変わってあげられないんだろう・・・」

 

私はこんなことばかり考えるようになりました。

 

この時期あたりから、私の口癖は

「体調どう?」「お水飲む?」「背中さすろうか?」「無理しないでね」

となりました。

 

そうこう過ごしているうち、運命の心拍確認日がやってきました・・・

 

 

心拍確認その1

心拍確認日。

当日、私は妻と一緒にクリニックに行きました。

心拍が確認できれば、晴れてクリニック卒業です!!

次からは産婦人科です。

 

胎嚢確認後、クリニックの医師からは、

「次回、心拍が確認できれば紹介状を書くので、分娩する病院を探しておいてください。」

と言われていました。

 

妻が診察室に向かうと、待合室にいる私は、

「なんとか紹介状をもらって卒業したい!!」

と、手を小さく合わせずっと祈っていました。

 

しかし、この時、私の頭の中ではこんなことも脳裏によぎっていました。

「うちの夫婦は、なぜかスムーズにものごとが運ばない。

排卵誘発剤の使用、採卵、胚移植、胎嚢確認etc...。

どの施術も、1度目の診療では数値が悪く、また明日来てくださいって言われる。

今回の心拍確認は、〈また明日来てください〉のパターンはないって事前に医師が言っていたけど、ホントに大丈夫かな?・・・」

 

そんなことを考えながらも祈っていると、妻が診察室から出てきてこう言いました。

妻:「OK!OK!心拍確認できた!」

私:「え、ほんとに!?」

妻:「でも・・・」

 

その後、夫婦揃って、医師の話を聞くことになりました。

 

 

医師の話はこうでした。

「心拍は確認できています。おめでとうございます。

赤ちゃんの大きさも問題ありません。

ただし、出血がちょっと多いですね。4日後にまた確認させてください。」

 

(私の心:ん?それって大丈夫なの?)

 

医師の話を更によく聞くと、

・今日は注射を打つ

・一時的に薬(ルティナス膣錠)を別のモノに変更する

とのことでした。

 

そして、医師からは

「明日から4日間は安静にしてください。仕事を休んでください。」

と言われました。

そうです!〈ドクターストップ〉が言い渡されたのです。

 

私たち夫婦は、不安な4日間を過ごすことになりました。

 

 

スムーズにいかないなぁ・・・

 

 

心拍確認その2

悪阻はあるものの、出血はおさまり、2回目の心拍確認へ。

2回目も、妻に帯同し、クリニックに行きました。

 

診察室に入っていく妻を見送り、私は、

「さすがにこれ以上の延長はないでしょ。頼む、今日で決めてくれ!!」

と、本気で願い続けていました。

 

待っている時間は、ほんの数分だったと思いますが、

私にはすごく長く、何十時間にも感じました。

 

そして、診察室から出てくる妻が一言、

「大丈夫だって!!」

 

その後、医師からは、無事、〈クリニック卒業〉を言い渡され、産婦人科宛の紹介状を頂くことができました。

 

 やっと、少しだけ安堵しました。

 

 

妻よ、よくがんばったね!!

 

産婦人科に行っても、心配は終わらない

分かっていましたが、クリニックを卒業したからといって、

日々の不安が消える訳ではありません。

安定期に入ったわけではないし、流産がとても怖いです。

 

先日、私たち夫婦は、初めて産婦人科に行きました。

そこで、改めて心拍の確認が行われました。

そして、医師からは、

「心拍問題ないですね。2週間後にまた来てください。」

とだけ言われました。

 

私たち夫婦はその時こう感じました。

 

え、それだけ?めっちゃ不安です!!

 

なぜ不安かというと・・・

・今まで短い間隔でクリニックに行っていたのに、そんなに期間空いて大丈夫なの?

・今大事な時期だから、もっと見て欲しい!!

という気持ちが強くあったからです。

 

調べたところ、この「2週間後に病院来て」というのは、どうやら一般的なようです。

むしろ、その後は不妊治療を経たかどうかに関係なく、4週に1度ぐらいのペースで受診するようです。

 

不妊治療を経験している夫婦は、自然妊娠の夫婦以上に、不安を何十倍も抱えているはずです。

 

次の受診まで不安だ・・・。

 

しかし、今後も不安からは逃げられない。

数々の不安と戦っていかなければいけないのです!!

 

まとめ

無事に心拍を確認することができました。

しかし、まだまだ、不安は消えません。

自分たちの子供を信じ、元気に育ってくれることを毎日祈っています。

 

今回の話は、面白い部分が少なかった思いますが、

この話が共感を生み、少しでもみなさんのお役に立てれば良いと思っています。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

それではまた☆