妻と私♂の妊活日記(男妊活・育休・男の育児)

男性も妊活・不妊について考えよう!

体外受精教室で学んだこと

隣の芝生は青い・・・
ãã³ã¼ã³ã¦ã©ã¼ã«ã»ãã¼ã¯ã®èåï¼ãã¥ã¼ã¸ã¼ã©ã³ãï¼ãã®åç

不妊治療をしていて、そう感じたことはありませんか?(そんなドラマもありました)

 

友達は結婚してすぐに子供ができたし、羨ましいなぁ~、って。

 

不妊治療を始めた頃、そんなことをよく考えました。

でも、私は今、幸せです。

大切なヒトと大切な時間を過ごし、生まれてくると信じている子供のことを、

誰よりも愛することができる自信があるからです。

そう思えるようになったのは、不妊治療のおかげです。

今も不妊治療と戦っている私たち夫婦ですが、色々経験できているからこそ、不妊治療が人生の大切なことを教えてくれています。

不妊治療よ、むしろ、ありがとう。

 

イントロダクションが長くなりましたが、今日は

体外受精教室」に行った時のことを話したいと思います。

 

 

 

体外受精教室とは?

 

体外受精教室とは、体外受精に進む夫婦が、必ず出席しなければいけない講義です。私たち夫婦が通うクリニックでは、これに参加しないと、体外受精が受けられませんでした。

 

講義の内容は、今後の流れ、体外受精と顕微授精の違い、リスク、費用、助成金のことなどで、医師や看護師が基本的なことを網羅的に教えてくれます。

例えば、排卵誘発剤を使用後に採卵をするのですが、卵が増えすぎてしまったらどうするのか?といった話なども出てきます。

 

どんな人が参加しているの?

私が受講した回ですが、私たち夫婦よりも、全体的に同年代(30代半ば)か年上の方(男女双方)が多かったように見えます。それに、年の差夫婦も多かったように見えました。

普段のクリニックを見ていても、20代よりは30代以上の夫婦が多いようには感じます。20代の人もいっぱいいますけど。

これは後から聞いた話ですが、私たちの通うクリニックは、割と有名なところらしく、遠方から通院している方も多いとのことです。

(※もっと、不妊治療専門クリニックが増えることを祈りつつ、啓発していきたいです!!)

 

不妊治療で戦っているのは私たちだけじゃない!

この講義で私たち夫婦が一番考えさせられたことは、内容はもちろんのこと、一緒に参加した多くの夫婦たちのことです。苦労しているのは、辛いのは私たちだけじゃないんだということを改めて考えさせられました。。

不妊治療専門クリニックなので、当たり前なのですが、こんなにも多くの人が体外受精に望みを託し、子供を待ち望んでいるんだなというのを、肌で感じました。

 

この講義に出ている夫婦は、みんな戦友だ。

共に不妊と戦い、全員がクリニック卒業を目指そうじゃないか!!

そんな風に思いました。

 

実は不妊治療経験者が身近にもいた。

私は正直迷っていました。それは、不妊治療を職場の上司(40代半ば♂)に打ち明けるかどうかということです。

私はこれまで、クリニックに行くために幾度も有休や時間休を取得してきました。

私の上司はとても尊敬できる方で、これまでも、有休取得に対して、「権利だからドンドン使って。」と笑顔で言うだけで、理由を聞いてきません。

そんな上司に対して、不妊治療のことを伝えていないことが、なんだか申し訳ない気持ちがありました。

そして、つい先日、私は上司を呼び出し、聞かれてもいないのに休みの理由を打ち明けました。

 

すると上司から、

上司:「うちの子供2人いるのは知ってるよね。実はウチも不妊治療してたんだよ」

私 :「えーーーーーーーー!!うそっすよね!!」

上司:「上の子は人工授精、下の子は顕微授精(体外受精)なんだよ」

私 :「まさかこんな近くに、ましてや隣に座る上司も不妊治療していたなんて・・」

上司:「不妊治療は経験した夫婦しか辛さ分からないよね。奥さんのこと、しっかりサポートしてあげな」

上司:「それに、突然、クリニックから明日来てとか言われるんだよね。ウチの会社に不妊休暇はないけど、これからも急な有休とか取っていいからね」

私 :「ありがとうございます」

 

上司にバレたかは分かりませんが、上司に報告し終わったとき、不思議と目には涙が溜まっていました。

 

まとめ

繰り返しになりますが、不妊治療で困っている人、また、困っていた人がたくさんいることを改めて知りました。みんなたくさん苦労して、たくさん涙を流していると思います。一人も、一夫婦も置いてけぼりにはしたくありません。

一緒に嬉し涙を流していきましょう!!

 

それでは今日はこのあたりで。

読んでくださり、ありがとうございました。

 

みんなが幸せでいられますように。