妻と私♂の妊活日記(男妊活・育休・男の育児)

男性も妊活・不妊について考えよう!

不妊治療・妊娠の報告

不妊治療していることって親に伝えた方がいいのかな?」

「妊娠の報告っていつすればいいんだろ?」

 

こんにちは。男妊活です。

今回は、私たち夫婦も迷った、「妊娠の報告」について記事を書きたいと思います。

報告と言っても幅が広いので、今回は両親に対する不妊治療・妊娠の報告に焦点を絞ってお話ししたいと思います。

「機種違いのスマートフォン」の写真

 

 

夫婦で話し合っていたこと

私たち夫婦は、両親への報告にあたって、以下のように決めていました。

  1. 妊娠した場合、安定期に入るまでは夫婦の秘密にしておく。
  2. 不妊治療については、いつか言うかもしれないが、とりあえず秘密にしておく。
  3. 体外受精をしていることは、特に口外する必要はない。

 

簡単にまとめると、こんなルールがありました。

なぜ、こんな風に決めたのか!?

 

1:妊娠について

過去のブログにも書きましたが、私たち夫婦は一度流産を経験しています。

妊娠判定で陽性だからと言って、ウカれたくはなかったんです。

きっと、妊娠したことを双方の両親に伝えたら、喜ぶことは分かっていました。

もしも再び流産した場合、私たち夫婦が悲しむだけではなく、両親を悲しませることにもなる。

また、そうなった場合、両親に気を遣わせるのが相当しんどいだろうと思っていたんです。

だから、安定期になった頃に報告するのがベストだと思っていました。

 

2:不妊治療について

「親を心配させたくない、心配されたくない。」

これが大きな理由です。

 

3:体外受精について

そもそも、なぜ体外受精であるだけで公表しなくてはいけないのか?

その考えが、なんとなく差別的な感じがして嫌でした。

(逆に隠していることが差別という見方もあるかもしれませんが・・・)

これに関しては正解なんかないと思います。

 

2と3に共通していること

未だに、不妊治療や体外受精といったことに偏見をもっている人がいます。

だから、わざわざ言いたくないのです。

変な風に思われて、言われて、妻が傷つくところを見たくなかったのです。

もちろん、自分自身も傷つきたくないし・・・。

 

実際にこんなことがありました。

まだ、妊娠判定前でした。

妻の実家に遊びに行ったところ、初めてお会いする親戚のおじさんがいました。

おじさんの年齢は約80歳。

会話が進む中、おじさんが突然、

「子供はまだなのか?子作りしてるのか?」

と言ってきました。

続けて、

「ちゃんとSEXしてるのか?腰はしっかり振ってるんだろうな?腰は大事にしろよ!!」

と言ってきました。

 

おい、クソジジイ!!

初対面のくせに、何てことを言ってくれるんだ!!

 

私は、笑いながらおじさんにツッコミ、別の話に会話を変えました。

しかし、心の中では憤慨し、ひっぱたいてやろうかと思ってました。

 

ちなみに、このおじさま。

現在は引退していますが、元々は医師。

おいおい、お医者さん。まじかよ~。

その職業なら、自分の発言が際どいこと、わるよね~。

ハラスメント、どストライクじゃんよ~!!

その日の夜、自宅にて、妻以上に私が怒っていたのは言うまでもありませんww

 

話は戻りますが、こういった出来事から、自分の両親は偏見を持たなかったとしても、なにかの拍子でそれが周りに伝わり、妙な偏見を持たれたくないなという気持ちはありました。

 

自分たちが不妊治療をしていること、体外受精を選んだことに後悔はありません。

別に病気じゃないし。何か問題あります!?って感じです♫

今後は偏見撲滅に尽力していきたいと思っています。

 

報告のタイミングは突然やってきた

そんなルールでやってきた私たち夫婦。

報告のタイミングは突然やってきました。

 

それは・・・

 

私(夫)の父(64歳)の大病が判明したことに関係があります。

(すいません、病名は伏せさせてください・・・)

 

それは、胎嚢確認がクリアになった直後のことでした。

その日は母から急に電話がありました。

「今日、病院に行ってきたんだけど、お父さんに(大きな病気)が見つかった・・・」

 

電話越しであっても、母が涙をこらえながら、震える声で話していたのが良く分かりました。

 

お父さん大丈夫なのか?

お母さんも憔悴しているようだけど大丈夫なのか?

 

長男である私。

ろくに親孝行もできていないのに、親の病気や生死について考える時期が突然やってきたのです。

そういったことを考えるのは、漠然と、親が80歳ぐらいになってからだろうと思っていました。

まだ60代半ばの父、早すぎるよ。

 

私の父は現在も闘病中です。

パッと見は、元気そうなんですが・・・。

 

子である私は父にこう言いたい。

「病気に負けず、絶対長生きしろ!!きっと大丈夫だから!!」

 

そして・・・。 

父の病気について聞いたとき、私は一つのことを思いつきました。

病気で両親も落ち込んでいるだろう。暗い話は良くない。

明るい話題を両親に提供しよう!!

そうだ、妊娠していることを解禁しよう!!

 

妻に事情を説明すると、もちろん快諾してくれました。

 

私(夫)の両親への報告

母から電話があった翌日、私は仕事を休み、両親と3人で病院に向かいました。

 

父が検査している最中、母と二人きりになることがありました。

その時、自分でもビックリしたのですが、母から子供に関する話が出てきました。

子供はまだなのか?といった話ではなかったと思います。

将来的に子供ができたら~みたいな軽い感じの話だったと思います。

今まで、両親とそういう話をしたことがなかったので、急な話題に正直驚きました。

(おそらく両親も遠慮していたんだと思いますが・・・)

 

そして、今がその時だ!!と思い、まず、母に話すことにしました。

「実は妻ちゃんが妊娠してるんだ。胎嚢が確認できたばかりで、まだ全然安定期じゃないけど・・・」

 

母のリアクションが気になる私。

ゆっくりと母の方を見ると、母は満面の笑みで喜んでくれていました。

 

検査が終わり、この日は、父も入院することなく実家に帰宅。

そして、一息ついたところで、父にも妊娠を報告。

もちろん、父も大喜び!!

感動していました☆

 

私は心の中で、

「暗い話で家が染まらなくて良かったぁ。

ベビちゃん(赤ちゃんの愛称)、よくこのタイミングできてくれた。

ホントありがとう。奇跡の子だよ。」

そう思いました。

 

この記事を書いている今でも入退院を繰り返し、闘病している父。

お見舞いに行くたびに、孫の誕生を心待ちにして、嬉しそうに、あぁだこうだ話してくれますww

 

後日談ですが、

私の母は、なんとなく、妊娠していることを予感していたようです。

胎嚢が確認できたばかりの頃で、まだ妻のお腹は出ていないのに・・・。

母、恐るべしww

 

ちなみに、両親にとっては、初孫となります。

 

妻の両親への報告

妻の両親への報告は割とポップというか、あっさりしています。

これも突然のことです。

 

私が自分の両親へ報告をした数日後。

妻は一人で(妻の)実家へ行く用事がありました。

そしたら、なんと寿司がでてきたのです!!

妊娠時の生ものはNGであったため、

「ちょっと今、寿司は食べられない・・・。」 

と妻は義母に伝えたそうです。

 

なんでダメなのか?詰め寄る義母。

かわそうとする妻。

 

しかし、妻は根負けし、妊娠していることを伝えたそうです。

その際、不妊治療をしていることも伝えたそうです。

 

まさか、食事が原因で伝えることになるとは・・・

 

ちなみに、妻に、妊娠報告時の義父母のリアクションを聞いてみると、喜んでいたそうですが、あっさりしていたそうです。

義父母にとっては2人目の孫となります。だからかなぁ~ww

 

今、報告したことを振り返って・・・

正直、思っていた伝え方とは異なりましたが、双方の両親が喜んでくれたのは良かったです。 

この記事を書いている今、妻は妊娠13週目に入りました。

ベビちゃん、元気に育って!!

両親に報告しちゃったんだから!!

来夏、会えるの楽しみにしているよ!!

 

まとめ

私たち夫婦の、不妊治療・妊娠の報告のタイミング。

イレギュラーすぎて参考にならなかったかもしれません。

 

少しでも共感するポイントや参考になることがあったら嬉しいです。

 

みなさんが楽しく不妊治療・妊活できますように。